急速凍結技術は、まさに現代の魔法!
牡蠣配りおじさんのお家は牡蠣屋だから、当たり前のように身近に牡蠣があるわけで…
毎日牡蠣を見てるとさすがに積極的に食べたいというわけではないんですが、家族が加工後に余ったかきふらいを「美味しい」と言いながら毎日バクバク食べてます😆
生かきふらいは、牡蠣屋さえも虜にするウマさ🤣
このウマさを実現できたのは
「フィンブル」
という急速凍結機のおかげ!
酸化による冷凍焼けなどを防ぐため、真空包装したあとに−40℃の食用アルコールにどっぷり浸けると15分程度でカチカチに凍らせることができます。
食材を凍らせる方法は大きく分けて2つあり
- 冷気を吹きかけるタイプ
- 液体に浸けるタイプ(フィンブル)
フィンブルという急速凍結機の最大のメリットは凍結時間の短さにあり、冷気を吹きかけるタイプの凍結なら数十分〜1時間以上かかるところ、フィンブルにかかれば15分もあればカチカチに凍らせることができます。
急速凍結のメリット
−40℃のアルコールで短時間に急速凍結すると、牡蠣細胞内で氷の結晶が大きくなる−5℃〜1℃の最大氷結晶生成帯という温度帯を素早く通過させることができるため、牡蠣の細胞が破壊されずドリップ(旨み成分)が流出しないので解凍後でも生の品質を保てるのです。
通常の冷凍で凍らせた場合、解凍した際にドリップと呼ばれる液体(旨み成分)が染み出してきます。
お肉やお刺身を解凍した時に出る赤い液体!
あれがドリップ!旨みの塊!
凍結時間が短いことで牡蠣の細胞が破壊されず、冷凍前の品質を維持することができます。
これがフィンブルの最大の強みです!
品質は間違いなし!残る課題は保存期間…
鈴木水産として冷凍加工は初の試みなので、多少心配しつつもフィンブルで凍結した牡蠣を保存してましたが、先日凍結加工から2ヶ月以上経った冷凍むき身を菌検査に提出したところ…
見事に陰性でした!
一般的に生牡蠣の冷凍保存期間は1ヶ月とされているんですが、今回は 2ヶ月以上経過したものでも菌が繁殖しておらず、しかも、解凍しても生の状態と変わらない鮮度を維持していました。
美味しい時期の牡蠣を鮮度を保ちつつ安全性も両立😆
これぞ目指していた姿!
工場が完成したのが2月だったのが悔やまれますが、来シーズンからは打ち始めから凍結保存ができますので、さらに質の良い牡蠣を一年中提供できるようになります!菌検査が不安でしたが蓋を開けてみれば全てクリア!
めまいがするほど高い設備投資でしたが、業者さんを信じて本当によかったです🤣
ホッとしました😅
くろんぼ屋さん特製ソース付き&送料がかからない限定セットの販売は6月いっぱいまでですから、この機会にぜひ食べてみてください!
ゴロっと生かきふらいは本当に美味しい!
自信を持ってオススメできる
自慢のかきふらいです!
ご注文お待ちしてます!
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