こんにちは!牡蠣配りおじさん(@tsuikist)です!
今日は牡蠣漁師の一日についてお伝えしていきます!
牡蠣にはシーズンがある
県内で養殖されるほとんどの牡蠣は、真牡蠣(マガキ)と呼ばれ10月〜3月頃までがシーズンです。
冬は海水温が下がりますので、牡蠣もすくすく育ちます。
さらに真牡蠣は梅雨の時期から夏にかけて産卵を行います。
産卵を迎えた牡蠣は栄養を使い果たすため、食べれる状態ではありません。
夏に牡蠣が食べれない理由です。
しかし、牡蠣の種類により夏でも食べれるものがあります。
近年品種改良により、産卵をしない牡蠣が登場し通年食べれるようになってきました。
牡蠣漁師はザ・肉体労働
僕は整体師と働きながら、牡蠣事業にも携わっています。
一次産業(生産者)である牡蠣は、肉体労働です。
過酷な環境の中、立派な牡蠣を育て、鮮度抜群の状態で出荷を行っています。
牡蠣漁師の一日を知っていただくことで、少しでも牡蠣が身近なものになれば幸いです。
牡蠣漁師の一日
朝は6:30に出発し、漁場を目指します。
筏に到着。
4〜5ヶ所、数十台の筏を所有しています。
県が定める指定海域で、各生産者に均等に分配されます。
牡蠣屋の漁場は通称“網代(あじろ)”と呼ばれます。
筏に吊るされている牡蠣を、クレーンに引っ掛けます。
広島伝統の垂下連方式はいつ見ても圧巻。
全長5m以上あります。
養殖法には、他にもシングルシード式というものがあります。
先端を切り落としていきます。
この時上から牡蠣が大量に落下してくるので、顔が引き裂かれたりする危険があります。
針金も目に入る可能性もあるので、常に危険と隣り合わせです。
収穫した牡蠣を作業場へ持って帰ります。
牡蠣の殻にはさまざまな汚れがついているので、キレイに洗浄していきます。
牡蠣を1日水槽へつけることにより、汚れを吐き出しキレイになります。
打ち子さんが牡蠣の殻から身を取り出します。
熟練の方だと、4秒に1個のスピードで剥きます。
さらに、牡蠣の身を傷つけてしまうと商品にならないので、早さと正確さが求められます。
地方発送の牡蠣は、良い粒を選別して発送します。
通常であれば、12月〜3月まで販売中です。(シーズンにより変動)
様々な料理に使っていただけます。(写真は土手鍋)
牡蠣漁師の一日のPVもご覧ください↓
牡蠣漁師のリアル
牡蠣漁師の一日は、早朝に始まり夕方に終わります。
オンシーズンは祝祭日関係なく、日曜日のみ休みです。
オフシーズンは牡蠣の種付けなど、牡蠣を育てる作業に入ります。
牡蠣が育つまで約一年間かかり、個体差も激しいため、お客様へは「良い身」のみを厳選してお届けしています。
自然を相手にする仕事なので、自分たちが手塩にかけて育てた牡蠣を「美味しい!」と食べてもらえることが喜びです。
生産者のリアルを伝えます
- 牡蠣がどういった過程で育っていくのか?
- どういう場所で生産されているのか?
- 牡蠣について知ってほしいこと
など生産者しか分からない情報をお伝えしていきます。
本日は最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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